2017年06月

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5月の読書メーター
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ベルクソンの記憶力理論―『物質と記憶』における精神と物質の存在証明ベルクソンの記憶力理論―『物質と記憶』における精神と物質の存在証明感想
ベルクソンの「物質と記憶」における精神と物質の実在性の論証構造を解明することをテーマとした論文である。ベルクソンの論証が理解困難であるからとなっているが、どっこい本論文もそうたやすく取り組めなかった。それでも論証構造の外観は見えてきたように思う。論証構造の骨格は「間接論証」にある。物質と精神を直接論証の対象とすることができないため、純粋知覚と純粋記憶を措定し、これの無意識性から精神の外部性を論証することにより一般精神の実在性を証明し、
読了日:05月22日 著者:石井 敏夫


身体論 東洋的心身論と現代 (講談社学術文庫)身体論 東洋的心身論と現代 (講談社学術文庫)感想
西洋哲学の独壇場と思っていた「心身論」を東洋哲学(これ自体を私は理解していないが)で論じている。意外性はアプローチではなく、そこに見出される思想にある。西洋哲学においてはいわゆる心身二元論の超克が神学論争的課題となっているが、東洋では「心身一如」が理想の姿として存在しており、日常生活においてもその思想が活かされているとする。この比較文化論は互いの違いを強調しているのではない。表面に現れている違いのその奥底に流れている根源的な思想の違いを探り当てると、両者が「真理」を追い求めるも未だ到達できないでいるお互い
読了日:05月31日 著者:湯浅 泰雄

今朝圃場から連絡がありました。
「もみ殻堆肥67度です。」
よかった。
一昨日切り返したのですが、再発酵してくれるか心配していたのです。
どうやら発酵促進剤「バイオファーム」効果ありそうです。


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ハウスではそろそろ実物の収穫が始まろうとしています。露地では作付けの最盛期。
それなのに雪解け後から今までの一月半ご無沙汰しておりました。
一区切りがついてからまとめて報告するつもりでしたが、延び延びになってしまいました。

4月25日にもみ殻堆肥の仕込みを行いました。(写真上から2枚)


●資材データ
・もみ殻約50立方(乾物約500㎏)
・ボカシ米ぬか150㎏
・発酵鶏ふん75㎏
・窒素単肥7㎏
・えひめAI1000倍液500リットル

ボカシはこうじ発酵(一次発酵)させたものです。一次発酵させた米ぬかを使用した方が、もみ殻の二次発酵が進むのではと考えたからです。
仕込みの2日後には50度まで進行しましたが、僅か一日だけで翌日からは温度が下がり始めました。
切り返しをしましたが効果は見られませんでした。



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易分解性資材はC/N比が20となるように配合しましたので、資材の問題はないと判断しました。そこで発酵促進剤をバイムフードに代えました。木質資材やもみ殻などの難分解性有機物のたい肥化に効果があるとのことからです。

5月28日に再チャレンジしました。
生米ぬか90㎏、発酵鶏糞15㎏、バイムフード1㎏を使用しました。

翌日から70度に到達、じご6月7日まで60度をキープしてくれました。
ただし60度の温度は中央部のみで、周辺部は30度から50度と低い値を示しています。

これは易分解性資材を中心部だけで集積したことが原因かもしれません。発酵が進まないのを恐れて中心部にまとめたのでした。


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6月7日切り返し。
次は12日の予定です。
その間に温度がもう一度上がってくれるといいのですが。


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たい肥の仕込みをしているのと同時に、土づくりの試験圃場であるアスパラ圃場は、倒伏防止処置として支柱の植立、ハウスバンドで固定して、元肥として化成肥料をチッソ成分で反当約15㎏施肥、畝間にリビングマルチとしてヘイオーツを播種しました。

実は当初の計画では、もみ殻堆肥は6月中ごろまでに半熟堆肥として概成させておき、下旬にはたい肥マルチとしてアスパラの畝に散布する予定でした。

それは、マクロ団粒は初夏から本格化することに合わせるためです。
この目論見は少しずれ込むかもしれません。






















































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